発達障害を苦にして、ダムに身を投げた22歳男性

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昨日のツイッターで、たまたま目にしました。
日本一周、バイクでツーリングをしていたそうです。

22歳、また息子と同年代です。
いったい、何があったのか。

発達障害を苦にして、ダムに身を投げた男性。

ツイッターには、真っ暗なダムに残されたバイクと、診断書が貼られていました。
診断書には、注意欠陥多動性障害と書かれていて、どうやらさまざまな困難にあわれてきたようです。

「もう苦しみたくもないし、悩みたくもない、さようなら」そんな遺書のような言葉をツイッターされていました。
仕事をやめて、日本一周の旅に出たようですが、仕事関係でつらい思いをたくさんしたのでしょうか。
診断を受けて、絶望してしまったのか。

発達障害という言葉、ひと昔前はありませんでしたが、今はあたりまえのように使われています。
私の息子も、中学時代に発達障害グレーと診断されていますが、本人はそれを未だに受け入れていません。

薬も飲んでいたけれど、かえって悪くなりました。
以後、何度も私に生きづらさを訴えていた息子です。

なので、この出来事は他人事ではありません。
息子は、いつも生まれ変わりたいと言っていましたが、今はたぶん前をむいて生きていると思います(思いたいです)

発達障害は個性であり、障害という言葉が独り歩きしているような気がします。

誰にでも脳の中の構造に凹凸があって、発達障害は、その凹凸の差が激しいだけだということです。
できないこともたくさんあるけれど、人より秀でている部分がある方が多いようです。

22歳の男性は、バイク仲間もたくさんおられたようです。
どこかに居場所はなかったのか、それ以上に苦しみの記憶が大きかったのか。

親御さんはどんな気持ちでいるのかと思うと、とても悲しい気持ちになりました。

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