5年前の、あの日

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東日本大震災から、今日で5年、月日がたつのは早いな~と思います。
テレビでは、またあの津波の映像がたくさん流されて、あの悲しみの一日を思い出します。

たくさんの命、たくさんの家や、街が消えました。
被災者のみなさんのことを考えると、どれだけつらく、どれだけ悲しかっただろうと、想像することもできません。

わが家のあの日は・・・
娘は家を出て10日めで、アルバイト先で地震にあいました。
一人暮らしを始めたばかりで、心細かったと思います。

私は、息子の小学校へ、面談に行っていました。
息子は5年生で、授業を終えて帰宅、あのボロボロの家にいました。
壊れてつぶれるのではないかという不安の中、こたつにもぐりこんで恐怖にたえたと言っていました。

私は個人面談中に、大きな揺れを感じ、先生とともに机の下にもぐりこみました。
余震が続く中、教室の机は大きな音を立てて、倒れました。

面談を中断し、すぐに家に向かいました。
歩きながら、娘へ息子へ電話をしましたが、もう通じませんでした。

電車もバスも止まっていました。
タクシーも全然来ません。
歩いて帰るしかありませんでした。

私は足の小指を骨折していて、テーピングをしてやっと歩いていました。
(一ヶ月前に、DV夫から突き飛ばされて骨折)
痛む足を引きづりながら、一時間かけて家にたどりつきました。

息子はこたつの中で震えていました。
無事でした。

そこへ、夫から電話がありました。

どこへ行ってた?!
何をやってるんだ!

いきなり怒鳴られました。

家は無事か?
家の周りはどうか今すぐ点検してこい!

これがDV夫の言葉でした。
息子は?娘は?大丈夫か?という家族の安否を気遣う言葉はひとつもありませんでした。

震災がおきて、家族の絆が大事とわかった人々が多かったと聞きました。

わが家の場合、夫にとって一番大切なものは、家族ではなく、家や土地などの財産であるとわかった日でした。

あれから5年、家を出た事は、正しかったと思っています。

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