去年の6月に新幹線内で殺傷事件がおきました。
衝撃的だったので、その時記事を書きました。
あの犯人がまた話題になっています。
無表情で人を殺めたあの犯人の目は、親を恨んでいるようにみえました。
親というより世間を恨んでいるような目です。
全く反省の色が見えないそうです。
子供の犯罪は親の責任?
この新幹線内の事件に関しては、親から見捨てられたからだと思えて仕方ありません。
中学時代だったか、金づちを持って親を襲おうとした過去もあるそうで、とにかく手に負えない子供だったようです。
発達障害だったともいわれています。
子供を捨てたくなる、その気持ちはわからないでもありません。
私も息子の暴力を経験したからです。
私は息子にお父さんの所へ帰れと何度も言いました。
最近知りましたが、その言葉は大変息子を傷つけていたようです。
暴れたくなるような言葉を私は息子に言っていたのです。
それは自分自身も苦しかったからなのですが・・・
親から捨てられた子供は、親を恨み世間を恨むようになります。
寂しくて寂しくてどうしようもなかったのかもしれません。
自分を生んだ親に、拒否される。
愛されなかったこと以上に子供を傷つけます。
今でもこの世の中に、親に愛されない子はたくさんいると思います。
寂しい寂しいとシグナルをおくっているかもしれません。
なんだか殺伐とした愛のない世の中になっていっているような気がします。