今日は、仕事の帰りに、歯医者へ行ってきました。
入れ歯のメンテナンスです、歯茎が弱っていくのか、時間がたつと入れ歯がゆるくなります。
そのために、3カ月に一回は歯医者へ行き、メンテナンスをしてもらいます。
61歳で入れ歯、もちろん総入れ歯ではありません。
部分入れ歯ですが、上も下も一部分が入れ歯です。
もっと歯を大事にすればよかったと、いまさらながら後悔しています。
入れ歯を入れた瞬間、人生終わったと思いました。
食べ物の味がしなくなったからです。
食べるのが好きな私は、絶望しました。
ですが、少しづつ慣れていき、今は美味しく食べられています。
職場の同僚は誰も、私の入れ歯を知りません。
61歳同い年の男性社員が、冗談ぽく、「まさか、まだこれにお世話になっていないよね」と、入れ歯洗浄剤を指さしました。
ギクッとしました、本当のところ、毎日お世話になっていますが、言えるはずもありません。
もちろん!と、顔を引きつらせながら答えました。
50代で、入れ歯になったこと、これはどうしても言えません。
これからもずっと隠しとおすつもりです。
マスクのある生活は、ある意味助かっています。
別居中の夫も、7年前で、すでに前歯一本しか残っていなかったので、今はその一本もぬけて、歯がない状態かもしれません。
ご飯は歯茎で食べていました。
夫は保険証を持っていないのです、だから歯医者へも行けません。
病気になったら、どうするんだろう?
そんなことを考えると、おそろしくなります。