お金がないなら大学へ行くべきではない、担任の冷たい言葉

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新年度が始まりました、持っ白いワイシャツを着た新社会人もみかけます。

息子の中高時代の同級生たちは社会人になっている子が多いと思います
親は、一安心だけれど、会社勤め続くだろうか?と心配になっている人もいるのでしょうか。
私はたぶんそうなると思う。

コミュニケーション能力が低い息子、最近も何回かアルバイトを辞めています。
親がいくら心配してもどうにもならなくて、子供自身が乗り越えるしかないのですけど。

お金がないなら大学へ行くべきではない

息子が高校二年の時に言われた担任の先生の言葉です。
今でも思い出します。
悲しくて、そして悔しかった、

夫の元から逃げて始めた母子家庭の暮らしは、私がパート勤務だったこともあり生活は楽ではなかったのです。
息子も高1からアルバイトをしていました。

高校二年の個人面談の時、担任の女先生は冷たい声で言いました。

大学に行くなら、塾へ行かせた方がいいのでは?
大学に入学時は、入学金がかかるけれど、用意できるのか?

私が無言でいると、生活が苦しいなら大学へ行かずに、就職した方がいいのでは?と息子の前で平気で言いました。
アルバイトと勉強と部活の両立ができなくなり、部活を辞めた息子、貧乏をいやというほど思い知らせていました。

それでも、どうしても大学に行きたいと希望を捨てなかった息子です。
浪人の末、国立大に合格できた時、息子は高校に合格の報告に行きました。

冷たく言い放った女先生も、高3の時の男の先生も、すごく喜んでくれたそうです。
女先生は、貧乏なら大学へ行くなと言った言葉、覚えていたのだろうか・・

貧乏だからこそ大学に行って、貧困の連鎖を断ち切りたい。

息子が何度も言っていた言葉です。

貧困の連鎖を断ち切れるかどうかは、社会人になって決まります。
私にたくさん暴言をはいてストレス解消をしてきた息子が、目の前にいないのは寂しくもあります。

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