女子ロッカー室で重い話を聞く

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バスが渋滞しているので、いつもより早いバスに乗っています。
勤務は8時半からですが、8時にはついてしまいます。

今日は、違う部署で働く50代パートさんといっしょになりました。

女子ロッカー室で重い話を聞く

違う部署なのであまり話したことはないのですが、きれいな人だなと思っていました。
毎日自転車にのってさっそうとやってきます。

子供の話になった。
子供はいくつ?という話になり孫がいると話したら、お孫さんがいるようには見えないですねとお世辞を言ってくれました。

その50代パートさんは中二の娘さんがいるそうです。

中二と聞いて、私は過去の苦い思い出を話してしまった。
娘の非行、摂食障害、警察沙汰、息子のいじめ問題等々、中二の時って本当にいろいろあったのです。

50代パートさんは、あまり話したことのない私にむかって実は娘が登校拒否で悩んでいると話しだしました。
今転校の手続きをしているそうで、毎日ひきこもり、親とも距離を置こうとしているらしい。

中二病という言葉があるくらい、難しい年齢です。

たぶん子供から大人へかわっていくプロセスで悩み多き時代なのだと思います。

そういえばその頃も、私はよく息子に突き飛ばされました。
力だけは強かったな・・・

50代パートさんはいろいろと私に聞いてきました。
苦しい時は、どんなことでも、誰かに吐き出したいという気持ちも物凄くよくわかりました。

当時、私も苦しみは永遠に続くと思っていた。
でも子供が這い上がっていくのを見守るしかないんだよねと言って、仕事の時間となりました。

50代パートさんの重い話を聞いて、やっぱり人は何かしらの悩みを抱えているのだと感じました。
ただ顔にも出さず、何の悩みもないように暮らしているだけなのだと思う。

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