息子が、暴れてから一週間以上たち、落ち着いているように見えました。
変わろう変わろうと努力しているのも、見ていてわかりました。
でも・・・心の中のもやもやがまだ、残っているようです。
よくなっているように見えても、また元に戻ってしまいます。
こんな時、母親はどうすればいいのか・・
そっとしておくべきなのか。
ただ陰で見守ることしかできないのか。
こんな時、男親がいれば、と思ってしまいます。
息子が、自分の心を吐き出して話せる人がいました。 DV被害者の自助会のようなものがあって、そこで、カウンセリングを受けていました。
40代の男性で、私も会ってお話しをしたことがあります。
どこか陰のある方という印象でした。
二週間に一度くらい会って、カウンセリングを受けていました。
息子はすっきりした顔をして帰ってきたので、うまくいっているものだと思っていました。
これで、心の傷も癒えてくれるだろうと、
父親代わりをしてくれていたその男性に感謝をしていました。
ところが、先月のはじめに、突然連絡がとれなくなり、カウンセリングが受けられなくなりました。
故郷へ帰ったという噂を聞きましたが、真実はわからないでいました。
息子は、不安そうでした。
また会える、話を聞いてもらえると思っていたと思います。
今月、その会から連絡があり、とんでもない事実を知りました。
その男性は、DVの加害者でした。
接近禁止命令が出ているのに、それに逆らって、子供たちに会いに行ってしまったそうです。
それで、逮捕されたらしいです。
ショックでした。
息子も知ってしまいました。
親父と同じ種類の人間だったのかと吐き捨てるようにいいました。
DV加害者で、あることよりも、自分の元を去っていったという気持ちが強く、ショックだったようです。
信頼していたのに・・・
せっかく心が、軽くなっていったのに・・
そんな思いなようです。
その男性は、その会に入り、自分も更生しようと努力をしていたそうです。
本当の親子のように、話せていたのに・・・。
息子は、誰かに甘えたい。
自分の傷をいやしてほしい。
そんな気持ちが、心の奥底にはあるのだと思います。
DVモラハラな父親を許していた息子
父親からの電話では、父親を許しているように聞こえました。
でも、心の奥底は、父親に似ている部分がいやでいやで、仕方ないようです。
あんな人間になりたくない。
俺もあんな人生になるのかなどと、今日は、マイナスの言葉ばかりはいています。
マイナスの言葉は言わない、そう約束したよね。
うん。
いわない。
今日はこんな感じです。
将来を悲観する言葉まで出ています。
もしこのブログを読んでいらっしゃる方で、DVモラハラの被害にあわれている方が、いらっしゃるようでしたら
一刻も早く、脱出することをおすすめします。
DVやモラハラの環境は、子供たちに、いい影響は与えないからです。
ご訪問くださりありがとうございました。