このままひきこもりになってしまうのではと、私は絶望の気持ちでいっぱいになりました

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私は、自分の子がほかの子と違うのではないかとずっと思ってきました。

心が折れやすい。

そしてと何かつらいことがあると、私に暴言と暴力をふるう。
そんな姿を見ると、どうしても夫と重ねてしまいます。

夫はそうやって生きてきました。
人を憎んだり恨んだり、特に自分の母親を憎んでいました。
(50代で亡くなっています)

誰かのせいにして生きる。

自分の人生をあきらめる。

そういう生き方をしてきた父親と共に生活をしてきて、息子は父親の生き方を学習してしまったのか。
それとも、気質が同じだから、性格は治らないのか。

その心の弱さが現れたのは、中学に入ってからのいじめでした。

息子は、最初はいじめる側にいたのですが、いじめた子たちに倍返しをくらってしまったのです。
そのいじめは部活動のソフトボール部でおこりました。

それで、集団行動が苦手になってしまったのと、たぶんトラウマがあると思います。

そして逃げるようにして、友人たちとは違う高校に入学しました。

場所を変えても、周りが変わっても、トラウマを抱えたままなので、とにかく何かあると心が折れてしまいます。

夏休みは、ほぼ部屋に引きこもり勉強していました。
二学期が始まり、いやいやながらでも学校へ行っていました。

そしてここ一週間は、学校から帰ると寝てしまい、朝は起きられなくなりました。

そして何もやる気がしない。
絶望の言葉を吐くようになりました。

外に出るのが怖い。
電車に乗るのが怖い、そんなことまで言うようになってきました。

このまま息子は壊れてしまう、このままひきこもりになってしまうのではと、私は絶望の気持ちでいっぱいになりました。

タイミングよく昨日は、学校で三者面談がありました。

最近、授業に出ていないこと。
授業に出ても上の空であることなどの注意を受けました。

私は、メンタルが弱いと言ってしまいました。

そして息子も、波があって、今は全く何もやる気がしなくなっていることを話しました。

先生は、びっくりしていました。

お前ならできる。
今、頑張らなくてどうするんだ。
これから40年間、自分のやりたい仕事につくという目的がある。
そのために、今はとにかく前にすすめとおっしゃいました。

学校の先生方がみんな期待しているとも、おっしゃいました。

自分を必要としてくれる人がいる。
自分を認めてくれる人がいると、息子は思ったようです。

その場で、どうしても国公立大と決めつけないで、第三希望の私立大でもいいと三者で決めました。

どこの大学に入っても、そこでの努力しだいだという話もしました。

目が覚めたのか、息子は立ち直りました。

とりあえずですが、ほっとしています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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