金曜日だったでしょうか、東大の合格発表のニュースを見ました。
一年後、わが息子にも春が来るのでしょうか。
まだまだだと思っていたのですが、本当に一年後だと思うと、親として心配になります。
心配しても仕方ない、どうにもならないのですが・・・
私立大学に行く余裕は、ありません。
だから頑張ってもらいたいのに・・・
東大合格発表の日、息子は、将来を悲観して帰宅しました。
また、学校で何かあったのか、暗い顔をして言いました。
「俺は、もうだめだ。
俺の人生は、絶望だ。」
思い切り、悲観的な言葉を吐いていました。
息子いわく、悲観的な言葉を吐くと楽になるらしいのです。
でも、それって違う、自分の思った通り、自分が言った通りになってしまうのにと思います。
また、始まったと、
私の気持ちも暗くなりました。
心が弱すぎる。
ずっとずっとそうでした。
嫌われる勇気という本を読んで、少しは変わったと思ったのですが、
何かあると、ドーンと落ち込みます。
これからはじまる受験生活のプレッシャーなのでしょうか。
私は、ただ息子が再び、立ち上がるのを見守るしかありません。
このサイトの紹介文に、あえて国公立を目指していると書きました。
そう書くことによって、目標にもなるし、現実となることを祈ってです。
いったい何をくよくよと悩んでいるのか。
悩んでいるひまなんてないはずなのに・・・
どうも、友達とのコミュニケーションがうまくいってないらしいのです。
少し前に、さんまと東大生の番組を見ました。
さんまの東大方程式です。
頭はいいけど変わっている、そんなテーマで、東大生は、さんまさんにいじられていました。
でも、東大生は、どんなにいじられても、誇りをもっているように見えました。
いじられていた東大生は、確かに、みんな変わっていました。
コミュニケーション能力がないと認めている学生もいました。
会話の能力がなくても、他にたくさん光っている所があるのです。
それを、録画して息子に見せました。
コミュニケーション能力がない学生もたくさんいる。
でも、みんな自分の個性を生かして、自信にあふれているよ。
息子は、ちょっと明るい表情になりました。
「俺、東大を目指す。」
そんなことを言い、部屋に入り、勉強をはじめました。
東大なんて、夢の中の夢です。
でも夢は大きい方がいい、目標は大きい方がいいと思うので、
私は否定しませんでした。
とにかくすぐに、へこむ息子を、いろんな面で自立させなければならないと思います。
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