浪人生息子は、今日一日ゴロゴロしていたようです。
突然、やる気スイッチが切れます。
一日10時間勉強と意気込んでみても、モチベーションを維持していくのは相当、難しいと思います。
今日は、仕事帰りで高校生をたくさん見かけました。
青春を謳歌しているように、楽しそうに、その姿がまぶしかったです。。
キラキラとした高校生がまぶしかった。
男子高校生3人組は、そろいにそろって3人ともニキビ面でした。
青春のシンボルであるニキビに、娘も息子も悩まされたこと思い出しました。
わが息子は、もう高校の制服を着ることはない。
部屋の片隅にブレーザーがかけたままになっています。
ほこりにまみれています。
残念ながら息子の高校生活は、キラキラしたものではありませんでした。
中学時代のいじめが尾をひいていました。
私立中学でのいじめを経験して、息子は逃げるように公立高校を受験しました。
本当はみんなといっしょにそのまま私立高校にエスカレーターで上がる予定でした。
結果的に息子が公立高校を受験してくれて正解でした。
中学3年の一番大事な時に、私と息子はあの家を飛び出しました。
そして貧困母子家庭がスタートしたのだから、私立高校に行く余裕なんてありませんでした。
キラキラした高校生活をおくることができなかった息子です。
高校一年の時には、親友もできたのです、その頃は楽しそうでした。
でも、自分から離れちゃったのです。
嫌われるのが怖いからです。
その頃、息子の愛読書は嫌われる勇気でした。
大学生になったら、あれをしたい。
これをしたい。
息子は、そんなことを口に出すようになりました。
将来の夢も、語っています。
高校を卒業して半年。
息子の心の傷は、少しづつ癒されたように見えます。
最近は、いろんな友人と連絡をとりあっているようです。
俺は友達がいない、そんな自虐的な言葉も言わなくなりました。