娘と暮らす夢、消える

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私は今、自分の部屋でこれを書いています。

自分の部屋が持てるなんて夢のようでした。

結婚する前に、一人で暮らしていたので、その時以来です。
25年ぶりの自分の部屋。

ピンクが好きなので、カーテンも絨毯もピンク色です。

この2DKに引っ越してくるまでは、6帖一間のワンルームでした。
よく高校生というお年頃の息子と生活できたなと思います。

私の部屋は二畳ほどのロフトでした。
布団を敷けば布団でいっぱいになっていました。

2DKに住みたいという願いが叶い、今度は3DKへと夢を描いていました。

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3DKに引っ越し、娘と息子と三人で暮らす夢は、はかなく消えてしまいました。

三人で暮らそう、娘の言葉に心が揺れる
心が折れそうな日々が続き、娘へ泣きごとの電話をしてしまいました。つらい。娘も電話の向こうで泣いていました。 お母さん、これからは三人で助け合って生きていこうよ。 三人で暮らそう。 娘の突然の言葉に心が揺れました。 い...

やはり娘も私も転職をしたくないというのが、一番の理由です。

私は、57歳です。
レジの仕事はあったとしても、フルタイムで社会保険に入れるパートがみつかるとは考えにくいです。

ずっと悩んでいました。

娘は今でも、寂しい思いをしているのではないかと思っていたし・・・
でも違いました。

娘は、私の想像以上に自立していました。

親友もいます。
彼もいます。
親が出る幕はなかったのです。

お母さん、私、一人でも大丈夫だから、お母さんは横須賀にいて。私は横須賀が好きだから。

こんな感じでLINEが来ました。

ちょっと寂しい気持ちもしていますが、三人で暮らす夢は消えてしまいました。

これでよかったのだと思います。

今の職場でやはり定年まで頑張ろうと思いました。

娘と息子にとっていろいろあった横須賀ですが、二人にとっては故郷なんですね。
東京生まれの私も、海と山に囲まれた横須賀が大好きです。

この地で、がんばろうと決めました。

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