生きていれば、美味しいものを食べることができたのに

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原日出子さんのインスタグラムを見ました。
5月に自ら命をたった渡辺裕之さんの遺影と、お骨の写真がアップされていました。

遺影の前には、カレーライスとメロンが供えられていました。

渡辺裕之さんは、カレーライスが大好きだったそうで、亡くなる前日にも作る予定だったとか。
予定通りに作ることができずに、カレーライスを食べないで逝ってしまいました。

原日出子さんは、ご主人が亡くなった次の日に泣きながらカレーライスを作ったそうです。
いつも隣にいたご主人が突然いなくなってしまうとは、受け入れることなんかできないと思います。

生きていれば、カレーライスも美味しいものも食べることができたのに。

そんなこと考える余裕もないほどの想像以上の苦しみがあったのかもしれません。

今月になって、私の推しであったNSPの中村貴之さんのことを思い出しています。
生きていれば、今月69歳になるはずだった中村さん。
(2021年11月肺がんで他界)

毎年6月には、鎌倉であじさいライブをやっていました、紫陽花がきれいに咲いていたライブ会場は、コロナの影響で閉店してしまいました。
中村さんは、それをとても悲しんでいたけれど、まさか本人までいなくなっちゃうなんて・・・。

亡くなる少し前に、またみんなでビールを飲みに行きたいと語っていた中村さん

悔しかったと思う、まだまだ生きたかったと思う、まだまだライブをやりたかったとも思います。
68歳、まだ若すぎました。

未だに寂しくて寂しくて仕方ないです。

私の母も昨年9月に天に召されました。
母の場合は、もう食べることができなくなっていたので、どんどん弱っていきました。

あんぱんが大好きなよく食べる母だったのですが、食べる楽しみも最後はなくなってしまいました。
母は天寿を全うしたと思います。

いろんな亡くなり方があるけれど、私も母のように天寿を全うしたい。
認知症が進行しても、私たち子どもの顔と名前は忘れなかった母でした。
私も、何もわからなくなる前に逝きたいかな。

老後に不安がないと言ったらうそになるけれど、毎日美味しいもの食べれるこってことに感謝したい。

私にとって美味しいものとは、108円のアイスクリーム。
安上がりな女です。

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