10年前のあの日、夫の本性を見た。

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まもなく東日本大震災から10年経ちます。
それにあわせて、いろんなメディアが過去の悲劇を報道しています。

今見てもつらい映像です。
私は10年間があっという間だと感じます。
ついこの前のような気がします。

息子は大昔のことに感じるという。

10年前のあの日、夫の本性を見た。

10年前、息子は11才。
娘が家を出た直後でしたが、私は小学校で担任の先生と面談中に地震は起きました。

もちろん面談は中断、家で留守番してる息子が心配ですぐに電話をしてみた、あっという間に電話は繋がらなくなっていました。
そしてバスも電車も止まってしまいました。

帰る手段はタクシーか徒歩。
横須賀の街も津波警報が鳴り響いていてすごく怖かったのを覚えています。
そのうち車は渋滞し、タクシー乗り場は長蛇の列となりました。

結局一時間かけて歩いて帰ったのですが、当時は足を怪我していたのでやっと帰ったという感じでした。
(少し前に夫から突き飛ばされて指を骨折)

息子にも娘にも連絡が取れず、顔を見るまで心配でした。
家に着いたら夫から電話の嵐。

家族の安否より、家の状態を心配する夫でした。
夫の本性を見た感じです。

屋根は大丈夫か?
家の壁はどうなってるか?
庭の木はどうだ?

そんな言葉にうんざりしました。

この人は、家族より大切な物が先祖から受け継いだ家屋なのだって改めて確認できました。

最近息子と、もし地震が来たら裏の山に逃げようと話しをしています。
横須賀の海の近くに住んでいるのでやはり津波は怖いです。

コロナ禍で大変な一年でしたが、忘れた頃に災害はやってきます。
備蓄品も時々確認しています。

家族の三日分の食料は確保しておくべきと言われています。
これから準備したいのはスマホの充電器です。
できたらソーラー型のもの、電気が止まることも想定しなければなりません。

平和な世の中であってほしいと祈りつつ、家族を守る行動をしていきたいです。

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