今までもブログで書いてきましたが、私は息子を溺愛して育ててしまいました。
生まれた時からかわいくてかわいくて仕方ありませんでした。
やっと生まれた男の子でしたので、私も夫も大喜びでした。
今になって、それが娘を傷つけていたことを知ったわけです。
子育てというのは、その時は夢中で、自分の育て方が間違っているなんて気が付かないものだと思いす。
息子を溺愛、まるで昔の私のような同僚がいます。
40代のパートさんなのですが、息子さんは一人っ子。
今、小学6年生で、来年中学を受験すると聞きました。
その中学受験にすべて付き添うために、パートを辞めると言い出しました。
そこまでやる?
目が点です。
けっきょく、職場は人出不足なので退職を認めず、休職という形になりました。
一月から三月まで、お休みするそうです。
息子を溺愛は危険だよ~みたいな感じでちょっと忠告を入れています。
中学になったら口も利かなくなるから
中二病があるから
あまり助けると自立できなくなるから
と経験談を交えて話しています。
その同僚は、素直にうんうんと聞いてくれていますが、はたしてギュっと握った息子さんの手を放すことはできるのでしょうか。
私も子育ては失敗したと自覚しています。
でもそれで自分を責めすぎても前には進めません。
その40代同僚は、息子の国立大の合格発表の時に、一緒に抱き合って喜び、一緒に泣いてくれた人です。
来年はその息子さんのために喜びの涙を流せるように、陰ながら応援しています。