浪人生は時間がたっぷりあります。
一日10時間勉強することも可能です。
高校生現役の時は、いつも時間がないと焦っていました。
去年の今頃、息子はまだアルバイトをしていました。
国公立を目指している。
そんな話をアルバイト先の上司に話したそうです。
アルバイトしている場合ではないのでは?
わが家が貧困母子家庭であることを知りません。
普通の受験生はやはりアルバイトなんてしていなかったと思います。
その上司の言葉をきっかけにして息子はアルバイトを辞めました。
浪人生になった今再びアルバイトをしています。
浪人生なのにアルバイト、やはり家庭の事情で仕方なくやっている子しかいないのかもしれません。
でも、アルバイト経験というのはけっして無駄にはならないと思っています。
娘も息子もいろいろなアルバイトを経験しました。
いろんなアルバイトをやってみて、自分に向いている職業は?好きな仕事は?などを知ることができます。
娘は、税務署でアルバイトをした時、自分はデスクワークが向いていないとわかったそうです。
そして自分が好きな美容の道にすすむことができました。
(アイリストをしています)
なんで浪人生なのにアルバイトをしなければならないんだ?
みんなバイトなんてしてないよ
機嫌が悪い時に、必ず言います。
でももっと苦労して頑張っている子もいるという話をします。
親が貧乏だから、一年間働いてお金をためてから大学を受験するという子の話、そして、貧困の連鎖を断ち切るためにがんばっている子もたくさんいるんだという話もしています。
親が貧乏だからと嘆いていても、何も道は開けないと思います。
親として、申し訳ない気持ちがあるのは事実ですが・・・。