仕事から帰宅後、スマホに電話がかかってきました。
元わが家の隣の家の奥さんからでした。
やっぱり来たか・・・
この人、選挙の前になると必ず電話をしてきます。
某宗教の幹部とやらをやっていて、日々忙しいようです。
私が、夫と別居して、元わが家から1時間ほどの所へ引っ越したことも隣の奥さんは知っています。
夫に何かあったら連絡してねとお願いしてあります。
でも、今のところ、連絡してくるのは選挙の前だけです。
○○党をお願いします。
はい、わかりました。
と、適当に返事をして、お互いの近況の話になりました。
三人目の孫ができたそうで、嬉しそうでした。
隣の奥さん、実は40代で未亡人になりました。
なので、私と同じ母子家庭、苦労して5人の子供を育てました。
私と違うのは、親と旦那さんが残してくれた遺産があることです。
旦那さんは、新築したばかりの家をのこして、旅立ってしまったのです。
だからお金の面では苦労しなかったと思います。
精神的にきついから宗教にのめりこんだのかななんて思っていました。
元夫の話になりました。
近所では、有名な変人です。
近所で、ある家に怒鳴りこむこともあったし、喧嘩を売ったり、とにかくトラブルメーカーでした。
なので、私と子供が出ていって、みんな、やっぱりねとうなずいたらしいです。
最近は、おとなしく一人で静かに暮らしていると言っていました。
朝、5時には車で仕事へ向かっているらしいです。
寂しそう。
隣の奥さんは言いました。
夫は、夫で頑張っているのだと安心しました。
息子が、来年大学受験だという話になり、夫は、それさえも知らないことを話しました。
母子家庭で、大変だね。
でもお母さんが頑張っている姿を見ているから、息子くんも頑張るよ。
合格したら、スターだね。
母子家庭の希望の星になるね。
隣の奥さんは、明るい声で、私を励ましてくれた?のかな。
今度、ランチでも行きましょう。
いつもそう言い、電話は終わります。
ランチは一度も実現したことはありません。
さて選挙。
わが家には二通来ました。
息子は18歳になり二度目の選挙です。
あさっては模試なので、選挙に行く暇はないと言っています。
若者の選挙投票率低いんだろうな・・・