娘さんとお孫さんを失った、シニア女性の生きざま

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東日本大震災から13年たち、ここ何日か、特別番組を拝見しました。
何年たっても、家族を失った悲しみは癒えることがないんだろうなと、見てて思いました。
それでも、前を向いて生きている人がたくさんいて、こちらが元気をもらいました。

娘さんとお孫さんを失った、シニア女性

おそらく私と同年代のシニア女性が、東日本大震災で娘さんとまだ幼い男の子の孫を失いました。
亡くなった娘さんはとてもきれいな方で、息子さんを抱く遺影が印象的でした。

娘さんは、東日本大震災の一週間前くらいに、私に何かあったら、子供たちをよろしくという言葉をのこしていたそうです。
虫の知らせでしょうか。
本当に、もう一人のお孫さんをのこして、逝ってしまわれたのです。

娘さんとお孫さんを同時に亡くす

たえられない悲しみであったはず、それでも、シニア女性は、前を向かなければならなかったのです。
ご主人と二人で、幼児だったお孫さんを育てたのです。

震災後13年、お孫さん(女の子)は18歳になっていて、養護教諭になるという夢を目指して大学に入学が決まっていました。

おばあちゃんの前では、気丈に振る舞い、悲しみや寂しさを見せることなく過ごしていたのですが、高校に入学して精神に支障をきたしてしまいます。
保健室登校を続けた時に、励ましてくれたのが、養護教諭だったのです。
それで、養護教諭を目指そうと決めたということでした。

シニア女性は、仏壇の娘さんに、大学合格を報告していました
涙が出ました。

震災にあわれて、家族を失った方は、この日本にどれくらいいうのでしょうか。
家族を失うというのは、本当に、自分の身を削られたような思いだったと思います。

娘と孫に会えない、私はなんて、贅沢な悩みを抱えていたのだろうと思いました。

あたりまえの毎日を感謝して生きたい・・・

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