チャラ男にあこがれていた息子、自分を知ってほしい

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昨晩の24時間テレビ、マラソンランナーはお笑い芸人の兼近さん、走っていてもとてもチャラかったです。
チャラ男というキャラクターで売っているので、とにかくチャラい。

兼近さんは、母子家庭で育ち、母親思いの青年なんですね。
何かの番組で知りました。

親の離婚のせいで、ふてくされて生きていた時期もあったと言います。
それが今は、自分の居場所をみつけて、輝いています。

私の息子は、チャラ男にあこがれていました。

4か月前にあった時、クリンクリンのパーマをかけて派手な恰好をしていました。
似合わない~と思ったけれど、本人には言いませんでした。

息子は雑談力なんていう本も読んでいました。
冗談をいって笑いをとる、そんなこともしたかったんだと思います。

しかし!チャラ男のキャラではないことは私が一番よくわかっていました。
なんで、自分の良い所を知ろうとしないんだろう?なんてよく思っていました。

先日、会った時は、元通りの見た目真面目な青年に戻っていたので、安心しました。
バイトもチャラ男になれると思ったのか、カラオケ屋さんやファミレスに挑戦していました。
ファミレスのバイトは今でも続いているらしいけれど、バイト仲間の中では浮いた存在らしいです。

この前、会った時、地元のスーパーに一緒に買い物に行ったのですが、そこは息子が品出しのバイトをしていた場所でした。

ここで品出しのバイトをしていた時は、つまらないと言っていたのに、今、いろんなバイトをしてみて、自分には品出しのバイトが一番むいていたかもなんて言っていました。

自分の居場所をみつけてほしい。

見た目から入ってもチャラ男にはなれなかったことがわかったと思います。
息子には息子の良い所があり、むいている仕事もきっとあると思うのです。
発達障害グレーと診断されたこともあり、何かと心配な息子です。

チャラ男にあこがれて、いろいろ挑戦してみたことは良かったかもしれません。
自分はそういうキャラではないことを思い知ったでしょう。

「自分の居場所は必ずあるよ、お母さんはスーパーのパートが自分の居場所だったから15年続いている。」なんていう話をしました。

「ただ良いことばかりでなく、そこではいろんな試練もある、楽しいことばかりの仕事なんてないからね」とも言いました。

なんで俺を産んだ?と私を責めた息子です。
そんなことを言ったことは、忘れているようですが、私は、娘にも息子にも笑っていてほしいのです。

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