いよいよ私立大学の受験が間近に迫ってきました。
やはり息子は、目指していた国公立大に行きたいのだと思います。
国公立大に入るために二年間頑張ってきました。
目指していた国公立大学は、センター試験で実力が発揮できないという失敗をしてしまったので、ワンランク下げました。
私立大学と国公立二次の試験が近づいてくると、メンタルの弱さが出てきました。
私に何度も聞いてきます。
私立でもいいよね?
奨学金返せるよね?
この問いは、やはり貧困母子家庭だからでてくる言葉です。
大丈夫、学費の心配はしないでと言えない所がつらいです。
辛いというより申し訳ない気持ちです。
息子はインターネットでみた情報が頭から離れないようです。
奨学金借金地獄、奨学金の借金があるからほしいものも買えない借金地獄だ。
これは全く嘘の情報ではないと思います。
でも、すべての人が借金地獄に陥っているわけでもないと思います。
安定した企業に勤めれば、たとえ何年かかっても奨学金は返せると思います。
娘にもlineで聞いたみたいです。
「奨学金返せるかな?」って。
娘は、「借りている人たくさんいる、真面目に返していけば大丈夫だ」と返信したようです。
娘も、今、月々15000円を滞ることなく返しています。
DVでモラハラな父親の元では、幸せになれなかったと思う二人の子供。
今度はお金の面で苦労をかけさせてしまっています。
私立でも大丈夫だよね?
その言葉の裏には、どうしても国公立に行きたいが隠されているのではないかと。
二次試験のプレッシャーと闘っています。
私立が一つでも合格し、私立でもいいという気持ちになれば、その大きなプレッシャーから少しは解放されます。
昨年は国立大でなければ絶対にだめというプレッシャーを与えてしまいました。
そんなことから、私は母親として、もっと働いてもっと頑張らなければと思うのです。