受験生や浪人生で、昼夜逆転してしまう子って多いと思います。
息子も受験失敗後に、昼夜逆転の生活になっていきました。
まだゲームに夢中になる前のことです。
深夜3時4時までに眠れないことはザラで、ずっとスマホをいじっていたそうです。
あとで、知りましたが、夜寝る前に、スマホをいじるのはよくないそうです。
眠れなくなる一つの要因になります。
4月に、心療内科に行き、睡眠障害ではないかと言われ、しばらく睡眠薬を飲んでいました。
睡眠薬を飲んで、無理やり昼夜逆転の生活を治しました。
そして早朝バイトをはじめ、朝5時に起きるという荒治療もしました。
それから、息子は壊れていきました。
短期間に治そうというのに、無理があったのかもしれません。
抗不安剤と睡眠薬の服用。
その時、これから息子はどうなってしまうのだろうという不安でいっぱいでした。
浪人生、大事な時間が失われていくという思いもありました。
息子自身が、睡眠障害と闘い、治そうと決め、いろいろ努力をしました。
・朝、起きたら、朝日を浴びるために散歩に行く。
・スポーツジムで汗を流す
・プールで一時間くらい泳いでくる。
・寝る前に小説を読む
このような努力をしていました。
で、結局、受験うつがよくなるきっかけはゲームだったのです。
好きなゲームをやったら、生きているのが楽しくなったと、表情まで明るくなってきました。
睡眠薬も飲まずに眠れるようになりました。
もちろん、抗不安剤も・・
息子は、自分が薬漬けになることに抵抗をもっていました。
一生薬に頼る生活はいやだと思っていたようです。
最近やっとゲームが飽きたといい、勉強中心の生活になりました。
ほっとしたのもつかの間。
息子の睡眠障害が再発しました。
また夜3時すぎまでは眠れないそうです。
心療内科へ行くか。
市販の睡眠薬を買ってくるか。
悩んだようですが、今はまた自力で睡眠障害と闘っています。
大学生になっても社会人になっても、また睡眠障害になってしまうのではないかと思うと不安になります。
でも、母親の私が、治してあげることはできません。
本人が克服するしかないのです。
人生山あり谷あり。
浪人生も山あり谷ありです。