二、三日前に、
息子が、グタグタとまた、愚痴を吐き出していました。
夢も希望もない。
勉強して、何になる。
夕飯を食べている間、ずっと絶望的な言葉を口にしていました。
塾へ行かず、一人切りで勉強とは・・・
やはりモチベーションを保っていくのは相当難しいと思います。
「愚痴はいいけれど、マイナスの言葉は言わない方がいい。
自分がよくなるイメージ、未来を想像して、こうなりたいと言ってみて。
言葉っていうのは、良いことも悪いこともその通りになるって、お母さんは思う」と、息子に助言しました。
息子は、少し考えて、
俺は○○大学に合格すると宣言しました。
うん合格する、絶対合格する。
私もその言葉に同調しました。
それで話は終わりました。
ところが昨日、息子の部屋からは、ずっと笑い声がしていました。
ほぼ一日中です。
たぶん、YouTubeで、動画を見ていたのだと思います。
気分転換にしては、長いなと、思いつつ、見守ることにしました。
もう過保護はやめようと思っていたからです。
でも昨晩は、夜遅くまでその笑い声は、聞こえていました。
私が帰宅後、息子はいませんでした。
どうやら気分転換に遊びにでかけたようでした。
夜8時に、鼻歌を歌いながら、息子は帰ってきました。
私「気分転換?」
息子「うん、なんだかやる気スイッチ切れちゃった。
合格するって、言葉に出したから大丈夫だよね?」と息子は言いました。
私「大丈夫じゃないよ。
それは違う。
何も努力をしないで、自分の求めるものは手に入らない。
いくら宣言してもね。
目標をもって、努力をした人の言葉に、神様は答えてくれるんじゃない。」
息子は、ハッとした顔をして、部屋に入り、勉強を始めました。
全く・・・世話がやけるやつだ・・・・