うちの息子は、気が小さいです。
DV夫に似て、本当に気が弱い人間です。
これから大人になり、社会で生きていけるのか心配になります。
でも、いろんなアルバイトに自ら、飛び込んでいくようになりました。
逃げなくなりました。
もしかしたら芯は強い子なのかもしれません。
心に傷があることは事実です。
中学時代にいじめにあいました。
それは部活でのことでした。(ソフトボール部)
中一の時、三人組の仲良しグループで、自分たちより弱そうな子をいじめていました。
この時、息子は、いじめる側でした。
その頃は、楽しそうに学校に行っていたので、息子がいじめに加わっていることなど、全く気が付きませんでした。
そして、中二になり、いじめられた子たちからの反撃にあいました。 いじめの倍返しでした。
他の二人は、芯が強かったのか、いじめかえされても平気だったのです。
(後に知りましたが、その一人は血まみれになって帰宅したこともあるそうです)
二人の友達の親は、学校に相談し、早期に解決しました。
最後に標的になったのは息子でした。 毎日、暗い顔をして学校に行っていたので、何かあったのはすぐにわかりました。 ある日、涙を流しながら私に訴えてきました。 話をきくと、聞くに堪えない内容でした。
ボールをわざと顔にぶつける。(鼻血が止まらなかったらしいです)
一人だけ、置いて、帰宅してしまう(仲の良い友達も、みんなです。自分がいじめにあいたくないから多い側につく心理だと思います)
隣にいるだけで、腐ると暴言を吐かれる。
これはほんの一部です。
私も、学校側に相談し、いろいろ話し合いの時を持ちました。
その時に、いじめた子たちの話から、息子が最初にいじめてきたからやり返したという事実をしりました。 いじめの倍返しです。 自分がいじめられたから、いじめ返された、その事実は、息子が一番よく知っていました。
その後、表面上は、お互いに謝り、落ち着きました。
息子は逃げずに部活を続けました。
でも、息子は、その時の傷を引きずっています。
容姿のことも、からかわれたことも忘れていません。
学校だけでなく、家では、父親に、否定され続けました。
いじめにあうのは、おまえが弱いからだ!おまえに原因がある、そんなことばかり言ってました。
そして
自分に自信がない子になってしまいました。
中学時代のいじめというのは、もしかしたら一生引きずってしまう子もいるのではないでしょうか。
トラウマになってしまう可能性もあります。
そのつらい体験をバネに、人生を成功させた人もいると思います。
息子は、もがきながらも、前に進んでいるように見えます。
今日の記事。
結局何が言いたいか?
悪い種をまいたら、その悪い実は自分でかりとることになるということです。
軽いいじめから、倍返しのいじめを受けました。
結局、よくないことや、悪いことをしたら、それは絶対に自分に帰ってくるということです。
それを経験した息子が一番よくわかっていると思います。
人生をやり直す、自分を変えたい、そんな強い思いをもっているのではないかと思います。
そのために、希望の大学に合格すること。
それが一番の目標です。
ご訪問くださりありがとうございました。