元農水省エリートの方の息子さんを殺めてしまった事件の判決がでました。
自分がやられてしまうという震えるくらいの恐怖があったと証言されています。
この事件を知った時、とても他人事ではないと感じました。
悲しい事件でした。
父親は、かわいそうな人生だったと思うと話しています。
農水省のエリートでも、影ではそんな苦労があったとは・・・
息子さんは発達障害だったとそうで、ありとあらゆる対応をしたとも。
発達障害、家族の苦悩
発達障害は、軽い人もいますが重い人もいます。
発達障害は凹凸障害とも呼ばれていて、極端に発達している部分と、発達してない部分があります。
見た目が普通の人と区別がつかないというのも本人にとっては苦悩でしかないのです。
私の夫も、診断こそしていないけれど発達障害だったのではないかと思っています。
いろんなことにこだわりが強い人でした。
そして些細なことでキレる、これは本人でもどうしようもない力が働いて動いてしまうと夫はよく言っていました。
夫も見た目は普通の人と変わりがなかったので、私は結婚してから変人ぶりをしりました。
人格障害?精神障害?何なのこの人という感じで、本を買って調べたりもしました。
夫が行きたがらないので、私が夫の代わりに心療内科へ行きました。
本人が診療を受けない事には何もわからずじまいでした。
私は妻として、ただただ苦しい毎日でした。
結果的に暴力で押さえつけらるようになり・・
私の手に負えなくなり逃げる道を選んだわけです。
発達障害は、当の本人が一番苦しいはずですが、その家族もまた苦しいのです。
夫の遺伝によるのか息子も発達障害グレーゾーンと診断されました。
息子自身はそれを受け入れてはいません。
私の目から見ても、変わっている子だと思うことはよくあります。
でも幸いなことに暴れなくなりました。
息子の場合は軽い凹凸なのかもしれませんが、普通に生活できています。
良い部分を伸ばしていってほしいと母親として思います。