保険証を持たない恐怖

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私の別居中の夫は、現在66歳で無年金無保険です。
本来ならば年金受給が始まっている年齢ですが、納めていないのでもらえません。
1円も納めていないので1円ももらえません。

年金なんかあてにならないからと月々の15000円さえ納めませんでした。
これは結婚してから知ったことで、私は焦りまくりました。

当時は老後のことなど考えていませんでしたが、無年金と知り、あわてて個人年金に入りました。
個人年金ですが、何年か積み立てた後、解約してしまいました。
生活が苦しくなったからです、老後のことよりもその時どうやって食べていくのに必死でした。

そして国民健康保険も滞納し、保険証を持たない暮らしが何年もありました。

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保険証を持たない恐怖を味わいました。

保険証が手元にないのですから、病院に行けないのです。
行けたとしても10割負担です、そんな高い医療費を払えるはずもなく、とにかく病気にかからないようにしました。

風邪などは市販の薬で我慢です。
一度だけ一か月ほど高熱が下がらないことがありました。
病院に行けないのでとにかく薬を飲んで寝ていました。

今思うとあの関節の痛みや熱の出方、インフルエンザだったのかもしれません。
そして、もう一つのブログに書きましたが、私は59歳で入れ歯になってしまいました。

これも歯医者に行けなかったつけが回ってきたのです。
夫は50代ですでに前歯一本しかありませんでした。
ご飯は歯茎で食べていました。

保険証がないから病院へ行けないという恐ろしい貧困を味わいました。

私はいいとして子供たちが病気になった時も本当に困りました。

その後、私はパート先で社会保険に入ることができて、やっと保険証を持つことができたのです。
ホッとしました。

先日も胃腸炎に罹りましたが、薬を処方してもらい飲んだら、回復は早かったです。
保険証があってよかったと思いました。
ちなみに息子は私の扶養に入っています。

別居中の夫は現在も無年金無保険の恐ろしい生活をおくっています。

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