息子は今、大手スーパーの品出しのアルバイトをしています。
スーパーのアルバイトは、レジ兼品出しの募集が多く、品出しのみ募集の所は少ないのです。
息子は、レジなんて絶対いやだと品出しのみのスーパーをみつけて働きだしました。
そこに偶然、去年夏まで一緒にバイトしていた子がアルバイトとして配属されてきたそうです。
昨年夏までやっていたバイトは家電量販店の雑用係でした。
偶然、違う場所のアルバイトとして再会した子は、息子と同い年で、同じく大学受験を目指していました。
「どこの大学に行ってるの?」
息子は浪人していることを告白。
そしてその子は、専門学校へ通っているということでした。
大学に行きたいという気持ちは、変わらず、お金をためて来年大学を目指すそうです。
仮面浪人というやつですね。
その子も母子家庭で、同じように公立高校に通っていました。
わが家と同じように、生活は苦しいのかもしれません。
浪人の余裕はないと、母親のすすめで専門学校に入ったそうです。
母親としては、一日も早く就職して落ち着いてほしいと思うものです。
でも、その子はあきらめていないのです。
自分の力で受験費用、大学資金を貯めようとしています。
専門学校での勉強もしながらなので大変だと思います。
息子にとっても、この青年との再会は、プラスに働いたと思います。
お金がなくて苦労しているのは自分だけではないと知ったからです。