貧乏でも、やっぱり塾へ行ってよかった。
息子の感想です。
昨年のことをいまさら、後悔しても仕方がないですが、やはり塾へ行っていれば、結果は違っていたのかもと思います。
友達が普通にできること。
貧乏だから、お金がないからと我慢させたこと、たくさんありました。
たとえば高校の部活。
息子はアーチェリー部に入りました。
道具は全部貸してくれるという話でしたが、友達はみんな自分専用の矢を買いました。
買わなかった子は、息子ともう一人いました。
その子も母子家庭でした。
その子は、高校3年生まで道具はレンタルで続けていましたが、息子は部活をやめました。
貧乏のみじめさを知ったと思います。
アーチェリー部で結果を残した子は、大学でも続けたいからとアーチェリー部がある大学を受験しました。
その友人も結果を残せず浪人しています。
当たり前のように、予備校に通っています。
貧困だと、そんな当たり前のこともできません。
いろんなことに我慢してきた息子です。
だからその膨大なストレスを、暴れるという方法で発散させているのかもしれないと思います。
塾へ行ってよかった。孤独との決別です
個別指導塾ですが、一人で孤独との闘いの中で勉強するのとは全然違うらしいです。
勉強の成果を見てくれる人がいる。
これはつまり、自分を認めてくれる人がいるということにもつながります。
成果が出ていればほめられる。
サボってばかりだと、葉っぱをかけられたり、怒られたり。
だから頑張れると、今日は言っていました。
でもお風呂のドアを蹴るのも、机をバーンとたたくのも本当はやめてほしいです。
私はそのような音が怖いのです。
そういえば、娘も音には敏感でいつもビクビクしていたらしいですが、最近それにも開放されたと話していました。