大学を出てから20年間、スーパーで品出しをしている上司

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息子は今、スーパーで品出しのアルバイトをしています。

浪人生のバイト、やはりきついみたいです。

夕方5時に夕飯を食べ、それからバイトに行き、5時間品出しの仕事をしています。
私も同じくスーパーに勤めていますので、5時間ぶっ続けの品出しの仕事のきつさはよくわかります。

バイトがある日は、昼間勉強すればいいのですが、やる気スイッチがなかなか入らないみたいです。
バイトをやめたいと言ったり、バイトをしていた方が生活にメリハリができるからいいと言ったり、言っていることがコロコロ変わります。

それで、現在の月70時間契約から、もっと時間を減らしたいと上司に相談しました。

その上司に、息子はしょっちゅう怒られていたそうです。

「もっときれいに出せ。」

「いらっしゃいませと言え。」

などなど・・・

なので、息子にとっては苦手な上司だした。

もっと勉強に集中したいからアルバイトを減らしたいと伝えた時、その上司は自分の話をしたそうです。

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自分は、大学を出てから20年間、この品出しの仕事をしている。こんなはずではなかったんだけどな

だから将来のあるおまえはがんばれみたいに、励まされたそうです。

息子が来年、またまた受験に失敗しても、スーパーの品出しでも食べていけると私はひそかに思っていたのです。

でも息子は、一生スーパーの品出しなんて嫌だと思ったそうです

そして希望の大学に入れたとしても、それがゴールではないということ。
自分のなりたい職業、好きな仕事につけない人もたくさんいるのだということを学習したようです。

だから今は、受験勉強をもっとがんばろうと思ったそうです。

浪人生のアルバイトも、一つの人生体験になったなと思いました。

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