遅番で、普通に仕事をしてきました。
職場には、夫が亡くなったことを伝えてません。
いつものように同僚と笑い、お客様には笑顔をふりまいて・・・
仕事をしている方が気がまぎれます。
でも、ほぼ寝てないので、疲れました。
近所の方の通報
昨日、警察から電話があり、夫が自宅で亡くなっていたことがわかったのですが、きっかけは近所の方の通報だったようです。
私が何かあったら連絡してねと頼んでおいた隣の奥さんだと思います。
よくぞ警察に電話してくれたと思います。
もし私に連絡があって、私が鍵を開けていたら、腐敗した夫を見ることになったと思います。
ショックすぎる現場を見ることもなくすみました。
そして通報が遅れたら、さらに腐敗は進んでいたと思うので、早めに通報してくださったことにも感謝しています。
お礼の電話もいれておきました。
大好きな自宅の居間で逝く
もう長い事、車上生活をおくっていたと思います。
「家に帰りなよ」
「お風呂入りなよ」
「病院行ってね」と電話ではっぱをかけていた私です。
いうことを聞いてくれたのは、家に帰ったことだけだったけれど、夫は大好きな自宅で亡くなっていました。
夫はガリガリに痩せていて、着替えもしていなかったようだと刑事さんに聞きました。
隣の部屋にはきれいに衣服がたたんであったと。
着替える気力もなくなっていたのだと思います。
今年の酷暑は、普通の人でも大変だったのに、体力が落ちていた夫には堪えたと思います。
71歳でした。
苦しい死にそうだと、電話がかかってくるようになったのは二年くらい前からだと思います。
息をするのが苦しいと私に訴えていたのです。
保険証がおくられてきたので、病院へ行くと言ってたのに。
たぶん行かなかったのだと思います。
これでラクになったね、と思う私もいます。
なぜだか、夫の優しい時代ばかり思い出してしまいます。