遺影もなし、お位牌もなし、近影は1年前の免許証

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今日も、疲れました。
ゴールデンウイークのわさわさした雰囲気が苦手です。
早く終わって欲しい。

お米は入荷しますが、あっという前に売り切れます、高くても諦めて買われる方が多いようです。

今日は夫の誕生日

生きていれば72歳でした。
具合悪いと連絡をよこすようになって3年、よく一人で生き延びたと思います。

妹いわく、ある意味ピンピンコロリだよねーと。
本人は苦しんでいたかもだけど、周りに迷惑をかけず一人で逝きました。

入院したり、認知症になったら、私が面倒をみることになったと思うので、その点では助かりました。
結婚記念日はとうの昔に忘れたけれど、夫の誕生日はなぜか覚えていて、夫を思い出します。

遺影もなし、お位牌もなし

夫の直葬は、誰も参列せず、お骨は葬儀屋さんが拾ってくれました。
たぶん葬儀をしても誰も来なかったと思います、そんな生き方を選んだ夫です。

葬儀なしなので、お位牌も遺影もありません、もちろん戒名もありません。
私ができることは、義両親が眠るお墓に入れてあげること。

納骨がすんで、ホッとしてしました。

納骨へ、夫よ!安らかに眠ってください
とっても寒い一日でした。花冷えと言うらしいですが、お花見どころではありませんね。今日で3月も終わり、明日から新年度です。夫の納骨へずっと心の片隅で気がかりになっていた、夫の納骨をしました。夫急死の連絡を受け、すぐ私が決めたのは夫の引き取りを

近影は、一年前の免許証

昨年の5月に免許更新をしていたみたいで、免許証の写真が、最新の写真だと思います。
娘や息子が知らない夫の姿です。

まるで浦島太郎のように、髪は真っ白になり長髪、歯がないので頬はこけて、顔はしわしわ。
71歳には見えないお爺さんになっていました。

息子は見たのだけど、なんで?なんでこんなになっちゃったんだと絶句していました。
ここ3年、息子が会いに行くといっても、拒否し続けたのは、変わり果てた姿を見せたくなかったからだと思います。

娘は、見たくないそうです。
さんざん父親には暴言を受けて育ったので、そう思って当然だと思います。

生きていても辛い事ばかり、良い事なんて何もないが口癖だった夫。
やっと安息の地に行く事ができたのかもしれません。

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