新社会人になった息子のことは、もう大人なんだから放っておこうと思っていたけれど、やはり心配。
預かっていたものと、アルバムからはがした幼少時代の写真を渡してきました。
初任給で、おごるから
この約束通りに、息子はランチをご馳走してくれました。
息子のリクエストでしゃぶしゃぶ食べ放題です。
会った習慣から、いつもと違う様子の息子、かなり疲れているようで、今日でなくても良かったかもと思いました。
連日の、満員電車通勤がそうとう堪えているらしい、今日はゆっくり休みたかっただろうに。
配属先も決まり、どんな仕事をしていくかも決まったようです。
配属先の新入社員は息子一人、上司や先輩ともすでにやり取りが始まっているとのこと。
いずれテレワークになり、自宅で仕事をするようになるみたいだけど、ちゃんと仕事ができるか不安だみたいなことを言っていました。
こんな元気のない息子は、受験鬱の時以来です。
さらに落ち込む
元わが家の売却が、振り出しにもどり、落ち込んでいた私ですが、元気のない息子を見て、さらに落ち込んでしまいました。
息子の顔を見れば、元気になれるかなと思ったのだけど。
一応、大手不動産会社に見放されたこと、小さな不動産屋さんに依頼したこと、話したのだけど、頭に入っていないようでした。
大丈夫、いつか売れるからと、他人事のようにつぶやく息子。
引っ越しの件は、いろいろな人からのアドバイスで、9万円の物件はキャンセルしたそうです。
やっぱり新入社員で9万円の物件は、贅沢だって思っていたので、この点は安心しました。
仕事ができるか不安だけれど、辞めないから、心配しないでいいよと、最後に一言。
疲れていたようなので、息子のアパートには寄らずに帰宅しました。
今度こそ、これからはもう、息子のことは放っておこうと決めました。
心配も手放します。
きっと乗り越えてくれることを信じて。