今日のお昼ご飯というような番組を見ました。
あなたのお昼ご飯を見せてくださいというもの。
そこで70代の姉妹が出て来て、お姉さんの方が、ササっと、何品もおかずを作っていました。
いいなー姉妹で暮らすのもなんて思っていたら、食べる時には二人の女性が出てきたのです。
近所に住む同年代の友人です。
毎日のように、ご飯を食べにきて、宴会が始まるのだそうです。
近所の友人も、おかずを持ち寄りしているので、すごい数のおかずになっていました。
そこでぺちゃくちゃ話しながら、ご飯を食べる風景が、とっても楽しそうでした。
いいなーこんな生き方も。
老後は、すぐにかけつけてくれる友人が近くにいた方が良いとか、大晦日を一緒に過ごせる友人がいた方が良いとか。
上野千鶴子さんの「おひとり様の老後」に書かれていた気がします。
私は近所に友人がいません。
今年の初めに、同い年の友人を失いました。
元々気があう人ではなかったのですが、お互い一人暮らし、時間はあるし、時々孤独に襲われて、誘われれば会っていました。
でも、会うたびにお説教なのです。
私は確かにいい加減な人間かもだけど、ここはこうした方がいい、それは間違ってる等々、自分の価値観を押し付けてきます。
うん、そうだねー、わかった~と適当に返事をしていた私ですが、だんだん息苦しくなり、帰宅するとドッと疲れるようになっていました。
価値観がまったく違う人と、寂しいし、ひまだから会うって、違うよね?と思い始めた頃、またランチに誘われ会いました。
また説教が始まり・・・私は言い返してしまいました。
どうして、私を否定することばかり言うの?の問いかけに、ごめんごめん、そんなつもりじゃなかったと謝ってきた友人。
でも、きっぱり言いました。
○○さんは、きつすぎて私は無理して付き合っていたと。
彼女は驚き、そして悲しそうな顔をしていました。
もう帰るねと言い、そこで別れて、それっきりです。
近所に友人がいないどころか、家族もいません。
いるのは頼れない夫だけ。
地元に友達を作るべき?家族、友人がいる東京へ引っ越すべき?
今も、時々悩みます。
まぁ、骨折しても一人で乗り切れたのだから、なんとかなるとは、思っています。