人生プラスマイナスゼロの法則を信じていたけど・・・

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生きていればつらいことや悲しいことも多い。
反対に楽しいこともうれしいこともあります。

人生とはプラスと時とマイナスの時があり、それは平均すればゼロになると、スケートの羽生結弦選手の言葉です。

人生プラスマイナスゼロの法則を私は信じていました。

自分を例にとってあげれば、独身時代はプラス、結婚生活はマイナスだった。
60歳からの人生はもうマイナスにならないと思うけれど・・・・

明日、東日本大震災から10年という節目を迎えます。
10年前に人生のどん底を体験した人はどれだけいるのでしょうか。

人生プラスマイナスの法則を信じていました。
人はみんな平等だって思っていたから。
辛い経験をした人は、これからプラスになるとばかり思っていました。

報道番組で、津波で亡くなった青年の話を見ました。

中学からひきこもり生活を10年以上続けた24歳男性の話です。
世間と距離を置き、自室で過ごした青春時代。

まだまだ立ち直る機会はあったかもしれません。
それなのに突然津波で命を奪われてしまいました。

この男性にはプラスの時代があったのだろうか?と疑問に思いました。
男性の母親も亡くなっています。

津波なんてくるはずがないと甘くみていた人々が、たくさん命を落としています。

他人事に思えた東日本大震災ですが、今後もどこで災害が起こるかは本当にわかりません。
まさか自分がと思っている人が多いと思います。

今日は備蓄用の乾電池を買ってきました。
10年前、電池も売り切れました。

まだまだ生きていくのにしんどい時代が続きそうです。

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