浪人中に、ひきこもりになりそうになった息子の本音

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大学に入学して一か月半、息子は別人のように変わりました。

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浪人中、息子は何度もひきこもりました。

今だから話せるようになったというその時の気持ち、本音を聞きました。

まず受験うつと診断され、とにかく寝まくりました。
一年の受験生活を終え、脳が相当疲れていたのだと思います。

少し疲れがとれると外に出て、人に会うのが怖くなりました。
うつには、太陽の光を浴びるのがいいと、医師に言われていても、外に出れなくなってしまったのです。

うつから脱出したきっかけはゲームでした。
その時に、この世にはこんなに楽しいものがあるのだ、生きていてもつらいことばかりだったけれど生きてみようと思ったそうです。

ひきこもり時の本音

外へ出て、人に会うのが怖かったけれど、家に一人でいるのも、ものすごくさびしかったと今、本音を語っています。

私は、家にいて一人で過ごすことが好きな子なのだと勝手に思っていましたが、違ったのです。

本当は寂しくて寂しくて仕方なかったということでした。

ひきこもっていた時に、息子はいつもオンラインゲームをしていました。
あっという間にメンバー数人が集まってきて対戦をしていました。

午前中も午後も、本当にすぐ集まるのです。
オンラインゲームでは、顔をみるわけでもなし、話すわけでもなしですが、見ず知らずの誰かとつながっていることで、寂しさを紛らわしていたのではないかと思います。

今でも、息子は言ってます。

宅浪は絶対だめ、孤独になるだけ、おかしくなる

その間違いに気が付いて塾へ行き始めたのは夏くらいでした。

貧乏だから浪人はだめ
貧乏だから私立大を受ける余裕はないと国公立しか受けない
貧乏だから予備校はいけない
貧乏だから浪人中も、アルバイトしなければならない
貧乏だから宅浪をする

親が貧乏というだけで、これだけの重荷を背負っていたのです。
受験うつや、ひきこもりになって当然の結果です。

私も息子を追い詰めたことを本当に悔やみ、反省しました。
秋になって冬を迎えて、受験が近づいてくると今度はメンタルの弱さがでました。

私のこのブログをずっと読んでくださっている読者さまはご存知だと思います。

それでも無事に大学生になれました。

ひきこもりの本音、本当は寂しくてたまらなかった

すべてのひきこもりの方がそうだとは言いませんが、やはり本当は寂しくて、外に出たい、社会に出たい、人と触れ合いたいと思っているのではないでしょうか。

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