やりたい事が、わからない

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昨日、職場のスーパーに、近くの中学生が職業体験に来ました。

毎年、この時期に職業体験に来ます。
例年は二人なのに、今年は四人も来ました。

正社員の女の子が不在のため、教育係をやるように言われてしまいました。

中学2年の男子四人、まだ幼さが残っていてかわいいなと思いました。

「将来は、スーパーのような流通で働きたいの?」と聞いてみると、四人は四人とも

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まだやりたいことがわかりませんと答えました。

ではなぜ、スーパーを職場体験に選んだのと聞くと、ほかにやりたいものがなかったからと、正直に答えてくれました。

品出しの仕事を教えると、素直にやる子、やる気がなくブラブラしている子いろいろでした。

中学二年、まだ将来の夢なんて漠然としか考えていないのだと思います。
うちの息子も中学二年の時に、職業体験に行きました。
息子が選んだのは、信用金庫でした。

職業体験なので、大したことは、やらなかったと思うけれど、職場の雰囲気はつかんで帰ってきました。

信用金庫や銀行、なんとなくお堅い職業につきたいと、その頃は思っていたのだと思います。

中学時代の担任が、将来何になりたいかは、大学に入って勉強しながら、みつければいいなんて言っていたことがありました。

違うでしょ?と私は思いました。

全く違う分野の学部に入学してしまったら?
やり直しはきかないのにと思ったからです。

中高一貫校でしたので、とりあえずそのまま高校に進み、いい大学を目指せ、そんなことばかり言っていました。

一番の理想は、やりたい職業をみつけて、そのための学部を選ぶことだと思うのですが。

みんなが大学へ行くから、自分もなんて子もたくさんいるのだろうと思います。

わが家の場合は、貧困母子家庭なので、みんなが行くからとか、とりあえず行くみたいな生半可な気持ちなら、浪人はだめと許さなかったと思います。

それが向いているかはわかりませんが、息子は将来やりたい仕事をみつけました。
だから今、必死に勉強しています。

そしてどん底に落ちた時、その時はもう這い上がれないと思ったものです。
でもどん底に落ちたら、這い上がるしかなかった。

失敗も良い経験だったのかと思います。

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