息子が、ストレス性胃腸炎になって、本人にとっては死の苦しみだったようです。
具合悪くなる直前に、自立宣言をしたばかりだったので、 今回、私は、息子を突き放していました。 正露丸を飲んで寝てれば治る、そう言いました。
それが、間違った選択で、息子は血便が出るようになり。
もう一度、今度は消化器内科クリニックを受診しました。
そこでもらった薬が、ようやく効いたようで、身体の症状は快方に向かっていました。
私も、眠れない日が続いて、ホッとして、熟睡していた昨晩。
真夜中のこと。
ロフトで寝ていた息子が大きな声で、わめきはじめました。
にくい!!
このやろ~~
苦しい、
こんな言葉をはいていたと思ったら、最後はワォーと叫び声をあげました。
時計を見たら、夜中2時でした。
真夜中にわめく息子。
アパート中に響き渡る声に、私は焦って息子を起こしました。
どうしたの、
お願いだから静かにしてと、頼みました。
そしたら息子はロフトから降りてきて、
愚痴を言いはじまました。
お願いだから、吐き出させてくれ、
と延々と一時間、心の中の苦しみを吐き出しました。
出てくる言葉は、すべてマイナスの言葉でした。
せっかく自信を取り戻していた息子が、また壊れていくと、 私にとっては絶望の夜でした。 なんとかなだめて寝かせました。
朝になると、少しは落ち着いていましたが、
今度は死にたいと言い始めました。
メンタルがやばい。
こんなにやばいのははじめてだ。
苦しすぎるとうめく息子。
そして、ポケモンのDVDを見て、ケラケラ笑いはじめました。
この子は、幼稚園児にもどってしまったといういいようのない不安に襲われました。
この部屋は、ワンルームで、窓が一つあるだけ、
冷静に見ると、まるで刑務所の独居ぼうのようだと思いました。
こんな部屋に、一人で一週間も閉じこもれば、
精神もおかしくなってしまうと、気が付きました。
息子は、学校を一週間休み、がんばっていた気持ちがプツンと切れてしまったのか、
学校へ行くたくない、やめたい、という言葉まで出てきました。
こんな時、普通の父親がいたら~と思います。
このままひきこもりになるなんてことは絶対さけたいです。
私が、気をしっかり持っていかなければと思っています。
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