私と妹は、双子です。
一卵性双生児なので、本当によく似ているようです。
小さいころは、母がよくお揃いの洋服を作ってくれました。
今、インスタグラムで流行りのツインズ。
あの時代にインスタグラムがあったら、投稿して人気ものになっていたかも。
(´∀`*)
妹と私は、中学まで同じ学校に通っていました。 高校からは、離れたいという希望で、別の高校を受験しました。 小さい時から、今に至るまで、 妹は私の真似ばかりしてきました。
たとえば、高校時代に始めた、アルバイト。
私が本屋でバイトを始めると、妹も始めました。
スーパーのバイトも、製本工場のバイトも、みんなみんな真似をしました。
買う洋服も、買う本も全部真似してきました。
なぜ真似ばかりするのだろうと思ったこともありましたが、 考えてみたら、双子なので、趣味や嗜好が同じなのかもしれないと 特に、文句は言いませんでした。
性格は違います。
芯が強いのは妹の方だと思います。
双子というのは、いつも比べられ、いつも仲良しでありライバルでもありました。
お互いに家庭をもってからは、他人になったという感じがしました。
誰でも、自分の家庭が一番大事になると思います。
モラハラやDVに苦しんでいた時も、兄も妹も、助けてくれませんでした。
妹がいつも、言っていたのは、がまんしなよ~でした。
ですから、脱出の時は、身内には誰にも頼りませんでした。
結婚して、性が変われば、他人なんだと思いました。
55歳になった今も、妹は、まだ真似をしてきます。
私がつけているファンデーション、同じものを使いだしました。
先日は、ヘアーカラー剤の名前を聞いてきました。
「髪の毛、つやもいいし、いい色だね
何使っているの?」と。
あ~また真似するんだなと思いながらも、ちゃんと教えました。
妹は私の真似ばかりしていますが、できないこともあります。
私が、娘と出かけた話を聞いて、うらやましがります。
「いいな~ちずるは・・・娘がいると楽しいね!」といつも言っています。
そんな妹とは、血が濃いせいか?よくケンカをします。 お互いに遠慮なく、ズケズケ言いあいますから。 ひとつだけ、いまだに許せない言葉、許したくない言葉があります。
「そんなにお金がなくて、貧乏なら、K君(息子)は、高卒で働けばいいんだよ~
郵便局の配達ならできるんじゃない(・・?
あれ、公務員だよ~、それに塾へ行かずに国立大学は無理なんじゃない?」と言いました。
馬鹿にしないで!と心の中で叫びました。
言い返さずに黙っていましたけど。
貧困母子家庭だからこそ、大学に行かせて、貧困の連鎖を断ち切りたいと思う気持ち
妹にはわからないだろうな~と思いました。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。