M君のお母様、意識が戻ったそうです。
でも・・・残念ながら、身体には麻痺が残ってしまうそうで、今、一生懸命リハビリをしているそうです。
毎日、仕事帰りに病院へ行っているらしいです。
えらいなぁ、M君は・・・。
今日は、もう一人の、生きていてくれるだけでいいという、従弟の話を書きます。
私の叔母さん(母のすぐ下の妹)は、二年前に脳内出血で倒れ、一度も目を覚ますことなく、人口呼吸器をつけて生きています。 生きているというより、生かされていると言った方がいいかもしれません。
叔母さん一家は、親戚中で一番の資産家で華やかな人生を、おくっていました。
お茶やお花の先生をやったり、私の母と共にグルメを堪能したり、日本中を、旅行したりして人生を、楽しんでいました。
私の小さい頃は、映画や遊園地、旅行に連れて行ってもらい、すごく優しい叔母さんでした。
悩みもありました。
その一人息子(いとこ)が、定職につかないでふらふらしていたのです。
それでもその一人息子を、溺愛していました
晩年になり、ご主人である叔父さんが定年退職してから、その家族はおかしくなりました。
叔父さんも叔母さんも、鬱病になり、鬱病から認知症移行していきました。
定職につかなかった従弟は独身でしたので、二人の親の介護をしていました。
3年前に、叔父さんが、糖尿病の悪化で亡くなった時は、親戚中誰にも連絡することなくが荼毘に付してしまいました。
私の母が会いにいった時はもう骨になっていて、母はショックを受けました。
そして、今度は、叔母さんが倒れて・・・ もう目を覚ますことはないだろうと、医師から言われたのですが、喉に穴を開けて人口呼吸器を付けました。
それは、叔母さんの一人息子の希望です。
その一人息子は、どんな姿でも生きていて欲しい、長生きしてほしいと言っています。
従弟の生活は、毎日病院に行き、母親のそばに座って一日を過ごすそうです。
叔母さんはもう二年も眠ったままです。
髪の毛は真っ白になりました。
私の母はそれでも、月に一度は、眠っている妹(叔母さん)に会いにいっています。
話しかけても反応はありません。
母は寂しいと言っています。
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