DVもモラハラも治らない、ずっとそう思ってきましたが、最近の出来事で確信しました。
先週、DV夫から何度も着信があり、無視していました。
息子の方へも何度も電話をしたらしくて、息子はしぶしぶと電話に出ていました。
重大な話があるから、お母さんに変われと言われ、私にスマホを差し出す息子。
仕方なく、電話に出ると、いきなり怒鳴られました。
「なんで電話に出ないんだ!!」
怖くもないのですが、その怒鳴り声に、嫌気がさしました。
「重大な話って何?」
「近所の○○さんが亡くなった。」
その話なら、もう近所の方から聞いて知っていました。
「喪服はどこにある?」
「洋服ダンスの中」
(わざわざ電話で聞かなくても、探せばわかるのに・・・)
「ちょっと待て!」と言い、携帯を握りながら、ゴソゴソと探す音がしました。
「喪服とワイシャツはあった、ネクタイがない!ネクタイはどこだ?」
「洋服ダンスの扉の所にかかっているはずだけど?」
「ない、ないんだよ!!
どこだ!」
夫は、ずっと怒鳴っていました。
家を出て二年たっています。
どこに何を置いたかなんていう記憶はないです。
「ネクタイなんか1000円で買えるんだから買ったらどうですか」
「なんで買うんだよ、もったいない。」
1000円ほどのネクタイ一本買えないほど、生活苦?
いえいえたぶん違います。
ただのどけちです。
この貧乏性の男とともに23年住み、私もすっかり貧乏性になっていました。
最近、やっと穴のあいた靴下や、セーターを捨てました。
そんなものを着ていたら、いつまでも貧乏のままだと気が付いたからです。
そして夫は、最後までわめきちらしていました。
「てめぇ~俺にこんな思いさせやがって!
許さないからな」って・・・
許さないって?
私が何をしたというのでしょう。
夫からとるべき養育費も、慰謝料も、とろうという気持ちもありませんでした。
夫が生活苦で、これから年金ももらえない身分であること。
そんな事情を知っているので、あえて離婚に向けて闘おうとはしなかったのに・・・
23年間ともに生きた夫への憐みからです。
かわいそうという気持ちが、わずかでも残っていました。
そんな私の気持ちも知らずに、恨み節です。
別居して二年。
二年もたったのに、夫にとって私と息子は所有物でしかないのです。
協力しない、助けない、お前たちを許さない。
そんな気持ちでいるようです。
離れて反省する?
そんなことは、期待していませんでしたが、
電話の向こう側で、わめきちらす夫の声を聞いて、
DVも、モラハラも治ることはないのだと確信しました。
DV、そしてモラハラ、娘や息子には悪い影響を与えて、未だに苦しんでいます。
息子は、父親と同じ行動を、まだ、時々します。
イライラした時に、ものにあたったり、私にあたったりということです。
物にあたる行為、ドン!ドスン!という音を聞くと、
私は心臓がドキドキします。
それはやめてと息子には、何度もお願いしているのですが・・・
ここ一か月は、落ち着いています。
暴力、DV、モラハラの連鎖は、絶対に阻止したい思いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
あっこ