五月のはじめ、別居中の夫の誕生日でした。
66歳になりました。
本来ならば年金を受給できる年齢です。
ところが夫は、無年金無保険で生きてきましたので、年金を受け取ることができません。
年金なんてもらえるかわからないと言い、月々の15000円ほどの支払いも最後まで払いませんでした。
結婚するまで無年金無保険だとは知らなかったのです。
(夫は自営業です)
その事実を知って唖然としました。
国民健康保険の方は、払っていた時もありましたが、それも滞るようになり、私は子供を守るために自分の社会保険に娘と息子を扶養に入れて
保険証は手に入れることができたのです。
無年金無保険の夫の誕生日
娘も息子も父親の誕生日には無関心でした。
たとえ血がつながっていても、自分には父親はいないものだと思っているといつか娘は話していました。
無年金無保険で、なんと心細い老後をおくっていることか。
自業自得と言ってしまえばそれまでですが。
夫は保険証を使いませんでした。
精神は病んでいるけれど、心療内科へ行こうともしませんでした。
身体は丈夫です。
それは同居時代のことで、今は丈夫かどうかもわかりませんが・・・
夫が病気をしなかったのは、お茶が好きだったからかなと思います。
カテキンが豊富に含まれるお茶は殺菌作用が強いらしいです。
一日に10杯くらいは飲んでいたのではないかと。
別居して4年たち、今はどうしているのかわかりません。
ただ一つ言えることは、逃げて正解だったということ。
貧乏でも、保険証もあり、なんとか暮らしていけてます。
息子が大学生になったことも知りません。
もちろん浪人したこともです。