親がいなくても私大へ行き、公務員になった後輩

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10歳の女の子の虐待事件の真相を聞けば聞くほど、つらくなります。
今日は、母親も逮捕されました。
胃の中に何も入っていなかったって

どんな思いで生きてきたのかと思うと、本当にかわいそうでなりません。

亡くなった女の子は、児童相談所に一時保護されたそうですが、そこにいれば、幸せな人生をおくれたかもしれないのに・・・

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親がいなくても私大に行き、その後公務員になった後輩の事を書きます。

私の勤務先のスーパーでアルバイトをしていた女の子です。
高校生の頃、アルバイトを始めました。
親はいませんでした。

お店の近くの児童相談所から、高校に通い、学校の帰りにスーパーでバイトをしていたのです。

いろいろ話を聞くと、二歳の頃に、母親に捨てられて児童相談所に入ったそうです。
父親のことは、顔も名前も知らない。

不倫関係でできた子だったのです。

それを聞いた時はちょっとショックでしたが、その子は淡々として話していました。

親がいない、児童相談所から努力して私大に入る

普通、児童相談所は18歳になったら、自立してそこを出なければなりません。
でも後輩のR子ちゃんは、とても頭が良い子でした。

高校でもトップの成績をとっていたとういうことで、特別措置で、大学卒業まで児童相談所にいることができたそうです。

小さい子の面倒を見ながら勉強し、指定校推薦である女子大へ入学しました。
女子大に入ってからもそこでトップの成績をとりました。

学業が優秀ということで、民間の給付型奨学金の守谷育英会で奨学金をもらいながら大学に通いました。
もちろんスーパーでのアルバイトは続けていました。

大学4年の時に、猛勉強して、今度は公務員試験に合格し、卒業後は公務員になりました。

親がいなくても大学に進み、公務員になったR子さんの話は、息子によくします。

環境や貧困のせいにしないで、自分の努力で、公務員になれたということ。
息子の励みになっています。

努力次第で、環境も変えられるし、貧困から脱出できるのだということ。

今は児童相談所を出て、一人暮らしをしています。
一番立派だと思うのは、親を恨んでいないことです。

時々、ランチに誘います。
私のことをお母さんみたいだと言ってくれました。

私ももう一人の娘のように感じています。

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