ソファのある家に憧れていた、娘と息子

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昨年7月に解体され、跡形もなくなった元わが家。
(土地はまだ売れていないようです)

不思議なもので、目をつぶるといろんな情景が浮かんできます。
23年も住んだのだから、もう脳の片隅にインプットされたままなんだと思います。

3人で川の字になって、寝ていました

夫は一階の居間で、私と子供たちは2階の子供部屋で、いつも息を潜めて川の字になって寝ていました。

夫に追いかけられ、スリッパで殴られた事もしょっちゅうあって、娘と息子の悲しい目を今でも覚えています。
当時、私と娘はインテリア雑誌をよく読んでいて、いつかこんな部屋で暮らしたいねと夢見ていました。

いつか絶対にここから逃げると決めていたから、耐えられたのだと思います。

ソファのある家に憧れて。

3人の共通の夢はソファのある家に住む事。
今、思うと、ホントに些細な夢だったと思いますが。

娘は1人暮らしをはじめて、すぐにソファを買いました。
泊まりに行って、そこで寝た事もありました。

結婚する時に、一度手放したソファ。
孫が2人生まれ、昨年、今度は大きなソファを購入。
そこには、当たり前のように孫たちが座り、テレビを見ています。

息子もついに、ソファを購入しました。
フカフカで、頭まで支えられて、私のクビにも良さげなソファでした。

二人はちゃんと夢を叶えました。
貧困の連鎖を断ち切ったと言ってもいいと思います。
辛い思いをたくさんさせた幼少時代だったので、心の底から良かったと思います。

子供たちの家に行き、私もソファが欲しくなりました。
人生の最終章なんだから買っちゃう?と思ったものの、18㎡のワンルーム、どう考えても置く場所がありません。

ベッドの上に、クッションを置き、そこをソファ代わりにしています。
ちょっと大き目の座椅子も買いました。
これもフカフカだったので満足しています。

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