今日は夫の命日、ピンピンコロリが理想

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元わが家ですが、今年の7月にやっと売却が成立しました。
地元の不動産屋が買い取ってくれたのですが、今日、その不動産屋さんの前を通って、広告が目に入りました。

元わが家の更地となった写真がありました。

その土地、なんと1200万円で売りにだされていました。
買い取り価格の倍以上だったので、ちょっとびっくり。

森林のようになっていた庭の木、ボロボロな家、たくさんの不用品。
全部、処分してくれた不動産屋さんには感謝しているので、何も不服はありませんが、うまくやればもっと高く売れたのかもと後悔の気持ちも多少はあります。

夫の命日

10月20日、今日は夫の命日、未亡人となって一年たちました。
あっという間で、もう一年たったんだなーという気持ちです。

戸籍抄本には、死亡日推定10月20日と書かれています。
実際にこの世で生を終えたのは、いつだったか、さだかではありません。

私が夫の死を知ったのは、その5日後、発見されたのも5日後だったから。
元わが家に、何回か入りましたが、家族が過ごした居間で夫が息絶えた場所を見るのは、とても辛かったです。

5日で発見されたので、腐敗は進んでなかったのが、せめてもの救い。
腐敗していたら、特殊清掃を頼まなくてはならなかったからです。

ピンピンコロリが理想

今日、病院へ行って感じました。
どの科も患者さんであふれていました。

高齢男性が、高齢女性の車椅子を押していたり、高齢女性が今にも倒れそうな高齢男性を支えていたり・・
病で苦しむ患者さんももちろんだけど、介護する人も、また大変な思いをされています。

夫の場合、ピンピンコロリかはわからないけれど、あっけなく旅立ちました。
一番恐れていたのは、認知症になって徘徊が始まり、近所の方に迷惑をかけること。

治療をするにしたって、施設に入るにしたって、お金が必要です。
年金を受給していなかった夫は、貯金を崩して生活していたので、医療費を捻出することは不可能だったのです。

さんざんな目にあった結婚生活でしたが、あっけなく逝ってくれたことに、感謝しています。

できれば私も夫のように、コロリと逝きたい。
孤独死で、発見が遅れるのはイヤだけど、病院で何カ月も闘病してというのも嫌。

夫の命日ですが、いつもと変わらず、さらっと過ごしました。
今後も、法事などいっさいやらないつもりです。

11月には子供たちとお墓参りに行く予定です。

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