誰にも迷惑をかけずに逝った夫に、ある意味感謝しています。

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今日は、仕事がお休み、ウォーキングと、ショッピングに行ってきました。
あちこちで見かけるのは、杖をついた高齢者。

夫の風貌に似たお爺さんは、杖をついていても、歩くのが遅くて、よたよたと言う言葉がぴったり。
その隣に、奥さんと思われる高齢女性が、心配そうに見守り、支えておられました。
大変だなーと思いました。

バスの中では高齢女性二人の会話が聞こえてきました。

「夫は、上げ膳据え膳で、なーんにもやらない、テレビの前で座っているだけ。」
「同じ同じ、うちも何一つやらないわよーと。」

ご主人の愚痴で盛り上がっていました。
いつかは老々介護になる可能性もあり、それはそれで大変だと思います。

誰にも迷惑をかけずに逝った夫

亡くなってからの後始末は、やはり大変だったし、今もそれは続いています。
亡くなる3年前からは、たびたび電話があり、下着を買って届けたりもしました。
私に迷惑をかけたのは、それだけ、プライドなのか金銭の要求をしてくることはありませんでした。

もしボケてしまって、近所を徘徊するようになったら?
病気になって入院することになったら?
社会人になった息子にたかってきたらどうしよう?

そんな心配をしていました。
心配しはじめた矢先に、夫は一人で旅立っていきました。

感謝という言葉は、おかしいからもしれないけれど、一番良い時に亡くなってくれたと思ってます。

夫の夢を見る

夫が亡くなってから、よく夢をみます。
昨晩も出て来たのですが、また怒鳴られる夢でした。

夫に内緒で、家を売ってしまった私に、ガミガミ怒るのです。

なんてことしたんだ!
取り返しのつかないことしやがって!みたいな。

こんな夢を見るってことは、私の中に、元わが家を売ることに対して、罪悪感が残っているんだと思います。
空き家放置はよくないので、もちろん売ってしまいますが・・・

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