夫が急逝した後、何回か元わが家に行っていますが、行くたびにため息がでます。
なんで、こんなものまでとっておいたのか?
押し入れを見ても、ゾッとします。
思い出の品たちは持ち帰ったので、今あるのは、すべてゴミになる予定です。
断捨離しない!元わが家は恐ろしいものたちであふれていました。
断捨離という言葉もなかった時代ですが、夫はとにかく物を捨てるのを嫌がりました。
使っていない部屋が二つあり、そこもゴミの山。
勝手に捨てると怒るので、そのままにしていました。
そんな中に、不幸を呼んでしまったもの?があります。
私はいつもこんな物が家にあるから、幸せになれないって思っていました。
・元わが家にあった恐ろしいものたち
・玄関に入ってすぐの壁にはトラが威嚇して大きな口をあけてる額縁にはいった絵。
目がギラギラひかったトラの絵は何度見ても気分が悪く、なぜこんなものを玄関前に置くのだ?って思ったものです。
お花の絵とか美しい風景画でも飾っていたら空気も変わっていたかも?
・黒光りした大黒様の銅像
大黒様って、食物と財福をつかさどる神様です。
亡き義両親が飾ったのでしょうか。
入ってすぐの下駄箱のうえにありました。
金色なら、お金を呼んだかもしれませんが黒光りして、ほこりをかぶっていました。
下駄箱の上も物であふれていました。
動いていない時計だったり、色が変わりかけた造花。
・台所には、昭和の時代の家電や小物。
これにもびっくり仰天しました、もう30年以上の前のものだと思う。
花柄の炊飯器や魔法瓶がありました。
レトロ~なぜ30年も取っておいたのか?
・亡き義母の古着物
押し入れはけっこうたくさんあったのですが、仏間の押し入れをあけて唖然としました。
義母が亡くなったのは40年前、着物や洋服がたくさんありました。
私たちは、義父が亡くなった後、夫の実家に転居しそこで暮らすようになったのですが、そこから運勢はいっきに傾いていったような気がします。
物を捨てるのが嫌いだった夫、夫の生き方や夫の最後を思うと、断捨離がいかに大事だったかがわかるような気がしました。