今日、仕事から帰る途中、息子の高校のクラスメートを見かけました。
クラスメートの顔を全員覚えているわけではないのですが、その子のことは覚えていました。
3月の卒業式のあと、ホームルームがあって、その時はじめて高校のホームルームを見ました。
その時、今日会ったクラスメートが、仲間からすごくいじられていたのです。
最後の一言づつの挨拶でも、その子は、みんなにいじられまくった三年間でした。
でもすごく楽しかったと発言していました。
いじられることを楽しかったと笑顔で言える子、なんて強い子なんだろうという思いでみていました。
個性的なキャラなので覚えていたのだと思います。
その子も大学受験は失敗しました。
だけど浪人できない家庭事情で、専門学校にすすんだと息子から聞きました。
息子から聞いた話によると、電車がすごく好きなんだそうです。
いわゆる鉄道オタク。
電車のこと、すごく詳しいそうです。
なので、その子の夢は、鉄道会社に就職することなんだとか。
その夢を実現させるために、大学へすすんで学ぶ予定でした。
だけど、だめでした。
学ぶ場所が、大学ではなく専門学校になっただけです。
本人の夢がぶれなければ、努力して目標にむかって突き進んでいけば、その夢はかなうのではないかと思います。
わが家だって、本当は浪人なんてできない家庭事情です。
なぜ浪人をゆるしたか。
息子にも、ぶれないであろう夢があったからです。
みんなが大学に行くから、自分も行く。
やりたいことがなんだかわからないけれどとりあえず大学に行く。
そんな理由だったら、私は浪人をゆるさなかったと思います。
息子の夢をかなえるため、私は私で、がんばって働かなければと思っています。
(身体がしんどくて、仕事辞めたい病はしょっちゅう襲ってきますが)
今日、偶然に見かけたクラスメートも、夢にむかって頑張ってほしいと思うのでした。