誰もいないはずの元わが家に、電気がついている?!

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昨晩のことです、教会の牧師が元わが家(ゴミ屋敷)の近所を散歩がてら偵察に行ってくれました。

一階と二階電気がついてますよ!

そのLINEを受け取った時は、怖い!ととっさに思いました。
夫の霊がそこにいるのか、誰かが侵入したのか。

どちらにしても怖い。

せっかく行ったのに、ブレーカーを落とさなかったことが失敗でした。
長時間、電気がつけっぱなしだと、火事の恐れが、ゼロではありません。
以前、電気つけっぱなしだと、漏電して火事になったらどうするのよ!と隣の奥さんに怒られたことがあります。

行きたくないけれど、今日、早朝に行ってきました。
怖いなんて言ってられません。

電気をつけて、まじまじと部屋を見て回ると、本当にゴミ屋敷そのものでした。
長い間、車上生活をしていたのだと思うので、この家たぶん放置されていたようです。
あちこち朽ちているという言葉がぴったりの現場でした。

お風呂場に行くと、私が買って渡した、ズボン下とシャツが干してありました。
昨年の冬までは、洗濯をしていたのだと思うと、可哀想で仕方なく、なんでもっと手を差し伸べなかったのかと、後悔ばかりです。

先日、行った時に、階段の電気を消し忘れていました。
電気を消して、ブレーカーも落としてきました。

それにしても、車上生活をしていた夫は、亡くなる少し前から、家に入って生活していたのが不思議です。
それくらい、身体がしんどかったのかもしれないし、それとも自分の死期が近いことを悟っていたのか。

大好きな家で、家族で過ごした居間で、亡くなったことは、夫にとっては幸せな逝き方だったのでは?と思います。

2トントラックを手放す

昨日、車のトラック買い取り業者が取りに来てくれたようで、トラックはなくなっていました。
車上生活でべとべとになった運転席、生ごみもたくさんあった助手席、本当にひどい状態なのに、これを10万円で買い取ってくれたことに感謝しかないです。
おまけに車検も切れていました。

車検が切れた翌日くらいに亡くなっているので、夫はもう生きる気力も失っていたのかもしれません。

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