一人暮らしをスタートして、もうすぐ4年。
どんどんモノが増えてしまいました、
モノが少ない方が掃除は、断然、楽!
これからどんどん捨てていこうと思います。
急死した夫の後始末に、ほどほど疲れてしまいました。
元わが家にあふれるモノたちは、すべて不用品回収業者に引き取ってもらう予定です。
元わが家は昭和レトロのものであふれていました。
義母は夫が20代後半の時に亡くなっています。
それから片付けというものを全くしていなかったようです。
一番びっくりしたのは、黒いダイヤル式の電話。
まだ使えましたが、リーンリーンととても大きな音がして、イチイチびくついていました。
そして魔法瓶と呼ばれていたものが三個くらいあって、象印でした。
食器ももちろん昭和レトロ、コップなんかは、今また流行っているようですね。
通販で売れているそうです。
元わが家に行けば、ゴロゴロあるのに。
お鍋はもちろんホーロー鍋で、派手なオレンジ色のふただったり、花柄だったり。
お皿も懐かしいにおいがプンプンしました。
親が使っていたものを捨てるのを嫌がる夫だったので、物置部屋には、山のような不要物が、今でもそのままです。
40年前に亡くなった義母の着物も山のようにあり、押し入れに眠ったままです。
夫が使っていた部屋には、高校時代の教科書やカバン、50年前の新聞まで山積みされていました。
過去の生き方も、過去のモノたちも断捨離できなかった夫は、その古い多くのものたちの中で亡くなっていきました。
結局、私が処分することに。
一つでも捨てると、鬼のような顔をして怒った夫でした。
でも、内緒で、どんどん捨ててしまえば良かったと、今になって思います。
夫は過去のモノに縛られて、この家を守れという、親からの言葉に縛られて生きてきました。
過去のモノを手放して生きていれば、また違う人生を歩めたのでは?と、時々思います。