定年後、再雇用で働くサラリーマン、現役時代とは打って変わって、かつて部下だった人にこき使われて、こんなはずではなかったと思う人が多いらしい。
自分は部長までいったのに、なんでこんな仕事を?とプライドがズタズタになるとか。
そんな記事を読んで、気持ちがとってもわかりました。
プライドなんて、捨てないと、年を重ねて働き続けるのは、難しいと実感しています。
60代を馬鹿にする50代
前職場でも、50代パートさんに、自分を否定されるようなこと、たくさん言われてきました。
人間関係は、派閥があったりで、最悪でした。
でも、仲の良いパート仲間がいたから、続けられたのです。
結果的には、50代パートさんの告げ口によって、追い出されるような形で辞めてしまいました。
現在の職場も、リーダー格は50代です。
思い切り上から目線ですし、こんなこともできないの?まだ覚えてないの?としょっちゅう言われます。
覚えてもすぐに忘れる、これって悲しいくらい事実なんです。
つらいな~と今でも時々思います。
やめられては困ると、優しい言い方になったし、わからなくてオロオロしていると飛んできてくれます。
これがまた残っている小さなプライドを傷つけるのですが・・・
かつて、私も。
前職場で、60歳で定年退職した社員さんが、63歳くらいでパートとして再雇用されたことがありました。
とっても怖かった社員さんが、63歳でもどってきた時に、ガラッと変わっていて驚きました。
スマホ関係、パソコン関係の操作がまったくできないのです。
スーパーのレジといえど、スマホ操作、パソコン操作は必須なのですが、何回教えてもできなくて。
当時50代だった私は、え?なんでこんなこともできないの?と、心の中で馬鹿にしていた記憶があります。
まさしく私も同じように60代を馬鹿にしていた50代だったのです。
自分で蒔いた種は刈り取ることになります。
人にやってしまったことは、自分に返ってくるということも、実感しています。
今後は、悪い種をまくのではなく、良い種をまこうと思う。
人に優しくするとか、親切にするとかです。