幸せなふりをして生きていた、PTA役員時代の悲しい思い出

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今日は春らしい一日でした。
神奈川の桜も開花したようです。

先日、部屋を整頓していたら、息子の高校時代のPTA役員時代の写真が出てきました。

幸せなふりをして生きていたあの頃

夫の元から飛び出して、ワンルームを借りて母子家庭がスタートしたばかりの頃です。
息子が公立高校に入学して、初めての保護者会で、じゃんけんに負けてPTA役員になってしまったのです。
高校の役員って、一年ごとではなく三年間やることになっていたのには驚きました。

母子家庭で、役員している余裕なんてないのに。
シブシブ参加したのは、広報の役員会でしたが、意外に楽しかったのです。

毎月一回くらいは集まっていたか、他のママさんとも仲良くなりました。
その頃、私は夫と別居してワンルームに住んでいることなど、誰にも言わないで、普通のパート主婦と名乗り、幸せなふりをしていました。

PTA役員時代の写真を見て懐かしむ

ほんの数年前なのに、私は髪の毛も多く、顔もパンパンしてはりがあった。
数年でこんなに老けてしまうものなんですね・・・

そして一人のママ友の笑顔を見た。
あの時はあんなに笑っていたのに、何にそんなに悩んでいたのだろう?

写真をとって半年後くらいでしょうか、50代のママ友は自ら命を絶ちました。
体育祭があって、みんなで写真をとって、広報誌に載せようとはりきっていたのに。
突然の訃報を知らせるグループlineがありました。

お通夜では、みんな泣いていました。
突然いなくなってしまったから、理由もわからなくて。

息子が高校を卒業してから、PTA役員で仲良くなったママ友さんたちとは、疎遠になりました。

お子さんたちは、4月から社会人になる子がほとんどだと思う。
子育てを終了したママ友さんたちは、みんなどうしているのか。
そして突然母親を亡くした娘さんはどうしているのか。

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