救急車のサイレンが嫌いだった夫、無保険だから?

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仕事を終えてバスを待っていると、目の前を救急車が大きなサイレンをけたたましく鳴らし、通り過ぎていきました。

ぼっーと見ていると、ほとんどの車がよけて道をあけていた。
みんな協力的なんですね。

それを見て別居中の夫の言葉を思い出しました。

「救急車に石をぶつけてやる!わがもの顔で通る救急車にむかつく!」
こんな言葉いい年した大人が言うのですから、もう頭がおかしいとしか思えませんでした。

救急車のサイレンが嫌いだった夫、無保険だから?

夫はもう何年も保険証をもっていません。
滞納しすぎて、もう請求もこなくなったのか、払う気もないようでした。

現実的に国民健康保険料も払えないくらいに、仕事がなくなっていたのです。
私は自分と子供を守るために、社会保険に加入し息子を扶養にいれました。

保険証を持たない暮らしがどれだけ不安だか、思い知っています。

救急車のサイレンも、消防車のサイレンも夫は嫌いで、サイレンの音がかすかに遠くに聞こえてもイライラしていました。

たぶん夫はすごい小心者だと思います。
DVやモラハラをする人というのは、弱い人間だって思います。

弱い犬ほどよく吠えるってやつです。
自分の弱さをかくすために、暴言を吐いたり暴力をふるう、そんな感じです。

夫は67歳ですが、歯は前歯一本しかありません、歯茎で食べてました。
今はその一本でさえないかもしれません。
歯医者へも行けない生活なのです。

何かあっても、ちょっとやそっとじゃ病院にはいけないのです。
でも67歳の今まで、大きな病気はしていません。

すごく緑茶が好きなので、そのせいかと思います。
緑茶でうがいをし、緑茶を一日に数杯飲んでいました。

たばこも今だにやめていないと思います。
いつか救急車が迎えにいく日がくるのではないかと、離れていても心配になります。

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